Edelzwicker / Domaine Roland Schmitt
生産地 フランス / アルザス
品種 シルヴァネール33%、ミュスカ33%、リースリング、ピノ・グリ、ピノ・ブラン
生産者 ローラン・シュミット
容量 1,000ml
参考上代 3,520円
世界中のトップソムリエに激賞されるアルザスの名手
アルザスのストラスブール近くのベルグビエテン村に位置し、17世紀から続く歴史を持つ、アルザス最北部のグランクリュ「アルテンベルグ・ド・ベルビテン」の盟主として知られる生産者です。造られるワインは特に繊細で香り高く、料理を引き立てる特徴があることから、ローラン・シュミットのワインは、お買い得ながらも多くの高級レストランで採用されています。
彼のワインは、世界的に評価されているソムリエたちからも絶賛されており、ミシュラン3つ星レストラン「オーベルジュ・ド・リル」のシェフソムリエや、パリの2つ星レストランの女性シェフにも高く評価されています。2010年度の「ゴー・ミヨー」ワインガイドでも、シュミットのワインは「極めてデリケートで華やか」と評されています。
1993年に亡くなったローラン・シュミット氏の後は、妻のアンヌ・マリーさんと二人の息子、ジュリアンとブルーノが運営しています。彼らは、父の環境に優しいリュット・レゾネ栽培の理念を受け継ぎ、2004年には完全無農薬栽培に移行しました。
ちまみにエデルツヴィッカーとは、アルザス地方で複数の品種を用いて造られたワインを指しています。アルザスのワインは通常単一品種で造られるものがほとんどですが、エデルツヴィッカーは多種多様なぶどうを用いるため様々な風味が感じられます。アルザスには「ジャンティ」と呼ばれる似たワインがありますが、エデルツヴィッカーはより品種の自由度が高く、単一品種で造ることもできます。日本でいう「地酒」のような存在で、現地では普段飲みに使われることが多く、お家でたっぷり飲めるように1,000mlボトルで販売されることが多いです。
こちらのワインはドメーヌの入門用ワインとして知られ、果実味と爽やかさを併せ持ち、日常的に楽しめるカジュアルなワイン。各品種毎のアルコール発酵が完了次第ブレンドし、ステンレスタンクにて熟成。残糖4.1g/lの辛口に仕上げています。主張の少ない味わいながら華やかさを損なわないスタイルは、多くのレストランに採用されるのも納得です。
Tasting Note
ミュスカの華やかな香りと、爽やかでフレッシュな果実味が特徴です。穏やかな酸味と透明感のあるミネラル感が絶妙にバランスし、シルヴァーナーやピノ・グリとのブレンドにより、ボリューム感も感じられます。後味にはほんのり苦味が残り、和食やスパイシーなアジアン料理、ハーブを使ったサラダにも好相性。気軽に楽しめる食中酒としておすすめです。
備考
仕入れの状況により最新ヴィンテージのお届けとなります。 ヴィンテージに関するご質問は別途お問い合わせください。