Syrah by Enira
生産地 ブルガリア
品種 シラー100%
生産者 ベッサ・ヴァレー・ワイナリー
容量 750ml
参考上代 8,756円
シラー好き必飲。
「エニーラ」を手掛けるのは、仏・ボルドー右岸にある銘醸地サンテミリオンでプルミエ・グラン・クリュ・クラッセの畑を所有する、欧州一の名門ハプスブルク家の末裔ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵。1996年から品質改良を着手した「ラ・モンドット」を短期間で一躍サンテミリオンを代表するワイナリーへと押し上げ、2009年にはパーカーポイント100点満点を獲得した事でも知られている人物です。
ワイナリーは、ブルガリアの首都ソフィアから南東に約135km離れたパザルジク州ベッサ・ヴァレーに2001年に設立。 ブルガリアは、古くからボルドー系品種が栽培されていたこともあり、「ENIRA」シリーズにはメルロー、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドなどが使われています。醸造家には、サンテミリオンのグランヴァンを手掛けたマーク・ドゥウォーキンを招き入れ、ナイペルグ伯爵がサンテミリオンで培ったノウハウと哲学を基に、ボルドースタイルのワインが造られています。
ボルドーに比べて人件費等を限りなく低く抑えることが出来るため、手の出ないお高いボルドーワインよりもリーゾナブルなお値段で、価格以上のワインが楽しめるのは、ブルガリアの魅力でもあります。
最も高密度でピュアなブドウの味わいが得られるフリーランスジュース(>破砕後プレスを行わず、ブドウの自重のみで自然に流れ出す搾汁)を、最上級キュヴェからカジュアルラインまで全てのワインに惜しみなく使用し、いずれのキュヴェもエグ味などのネガティブな味わいが少なく、ピュアで旨みの強い葡萄本来の果実味を味わうことができます。ボルドー好きの方はもちろんの事、飲み手を選ばず誰が飲んでも美味しいと思えるワインです。
ベッサ・ヴァレーの畑の中で1.8haのみ、シラーの栽培に適した特殊なphの土壌があり、またパザルジクの乾燥した温暖な気候により非常に優れたシラーが出来ることに着目したナイペルグ伯爵がブルガリアでのシラーの可能性を追い求めて生産したキュヴェです。 味わいはカリフォルニアの濃厚なシラーと、エレガントなローヌのコート・ロティの両方の特徴を併せ持ってます。 エチケットのデザインは、地元で将来有望視されるニコライ・モーゼに依頼。 ナイペルグ伯爵曰く「ブルガリアのピカソ」と。
Tasting Note
カシスやブラックベリーなど黒果実を中心に、革のような野性的ニュアンス、シラーらしいたっぷりのスパイス感も。柔らかく官能的な口当たりのあと、凝縮された果実味と伯爵がエニーラの特徴と謳う「石灰質のミネラル」が広がります。カリフォルニアの濃厚なシラーと、エレガントなローヌの両方の特徴を併せ持つ味わいです。
備考
仕入れの状況により最新ヴィンテージのお届けとなります。 ヴィンテージに関してのご質問は別途お問い合わせ下さい。
画像はイメージです。実物と異なる場合がございますがご了承下さい。