VdF Sans Roncune / Domaine Ozil
生産地 フランス / ローヌ地方
生産者 ドメーヌ・オジル
品種 ヴィオニエ
容量 750ml
参考上代
フランス、ローヌ地方。ジェローム ジュレ、ジル アゾーニ、マゼルなど名だたる造り手達が活躍するアルデッシュ地区。今や自然派ワインの一大産地となり、ホットスポットとなったこの場所は、ワイン産地としては辺境の辺境。大手ネゴシアンや協同組合にブドウをkg単位で売るしか選択肢がなかったエリアでした。
そこに、自らの信念に添って人生を賭けたワイン造りに取り組む生産者たちが集まり、2006年に自然派ワイン造りをスタートさせたジェローム ジュレの成功によってこの地域は一気に活気を帯びていきました。
2013年にトマとジャン=ダニエルのオジル兄弟によってはじめられたドメーヌ・オジルもこのアルデッシュの潮流の中で生まれた新しい自然派ワインの造り手です。トマはまずジェローム ジュレの下でワイン造りを学び、そして独立前にはジル アゾーニの下でも研修を重ねます。特にジル アゾーニの息子であり、現在は引退したジルの後を継いでワイン造りを手がけるアントワンヌ アゾーニとオジル兄弟は、同世代ということもあって親交が深く、切磋琢磨しながら、先駆者達の経験と知識をしっかりと吸収して、自家瓶詰めの自然派ワインを造っています。初ヴィンテージから魅力たっぷりのワインを生み出しており、ジル アゾーニのワインやジェローム ジュレのワインにも通じるしなやかな飲み心地があり非常に好感の持てるワインとなっています。
Tasting Note
クリアで透明感のある麦藁色の外観。最初は白い花の香りや柑橘系のニュアンスを感じますが、次第に淡い黄色い花やフレッシュなリンゴ、グレープフルーツのニュアンスが立ち昇ります。
オジルのワインは、抜栓してからの味わいの変化も楽しみの一つ。骨格のある酸、ミネラルを感じ、次第にヴィオニエ特有の若干の苦味やグレープフルーツの白い部分の様なニュアンスが全体を引き締め、時間とともにフレッシュな桃や洋梨の果実味が溢れて気持ちが沸き立ってきます。様々な要素が出てくる中盤以降の味わいは、食事との相性が良く、サラダや白身魚、鶏料理と合わせるとより楽しむことが出来ます。
また、抜栓して2日目、これはまた良い意味で化けた美味しさに驚くこと間違いありません。是非、ゆっくりと時間をかけて、堪能してほしいワインです。
備考
仕入れの状況により最新ヴィンテージのお届けとなります。ヴィンテージに関するご質問は別途お問い合わせください。
写真はイメージ画像です。デザイン変更等、実物と異なる場合がございますが予めご了承下さい。