Lēon Barral Faugeres Valiniere
生産国 フランス / ラングドック
生産者 ディディエ・バラル
品種 ムールヴェードル80％、シラー20％
容量 750ml
参考上代 10,120円
”フランス・自然派ワインの最精髄のひとつ”
現当主のディディエ・バラルが、1993年に家族の醸造事業を引き継ぎ、兄と共に実家に隣接する醸造施設を購入し、ワインの醸造と瓶詰めを始めたことからその歩みをスタートしました。。ワイナリー創立すぐの1994年には既にラングドック地域を代表する造り手として知られ、今もなお世界的に高い評価を得ています。彼は実験精神旺盛で、醸造方法を常に進化させており、現在ではSO2を使用せずに醸造しています。 ワインにはミネラル感があり、高い酸度と共に凝縮した果実味と奥行きを持ち、洗練された味わいを示しています。
畑には牛や豚を放し飼いしており、その糞がミミズなどの虫の餌となり、畑の土壌改良に寄与しています。ミミズや虫の通り道から雨水が深い地層まで浸透し、ブドウの糖度を増やすための水分を確保し、果実の凝縮した味わいと酸を両立。ラングドック特有の生産過多で重々しく単調な味わいのワイン造りを良しとせず、純度の高い果実味と、端然たる酸に支えられた、フィネスあふれる独自のワインを生み出し続けています。
こちらのワインは区画が限定された上級キュヴェ。主に南向き斜面のシスト土壌で、平均樹齢45年。ステンレスタンクやコンクリートタンクで30日間マセラシオンした後、樽で2年間の熟成させています。ムールヴェードルは主に日照条件の良い南斜面のしっかりと熟れたブドウのみを収穫。シラーは北向き斜面の、成熟がゆっくりと進む畑のぶどうを使用しています。30日間ピジャージュを行い、南仏らしい凝縮感のある果実味とスパイシーな味わいながら、メドックの格付けにも劣らない深淵さやエレガントさを両立させているのが特徴です。
Tasting Note
外観は濃厚なルビー色。少し煮詰めたカシスや黒いベリーの芳醇な香りとラベンダーやイチジクのアロマ。凝縮感のある果実の風味と、骨太なミネラル、長期の熟成にも耐え得る上質なタンニンと酸が高いレベルで共存。ブルゴーニュを思わせる土っぽさや枯れ感も通向きでGoodです。
備考
仕入れの状況により最新ヴィンテージのお届けとなります。ヴィンテージに関するご質問は別途お問い合わせください。
写真はイメージ画像です。デザイン変更等、実物と異なる場合がございますが予めご了承下さい。
